2024年5月15日に開業しました！

HPをご覧いただきましてありがとうございます。

占いに強い友達から、今、新しいことを始めるのにはすごく最低の年だよ・・と言われてしまった通り、

開業するまでに、騙されたり意地悪されたり・・大変なことが次々と起き、一時期は本当に開業することは無理かもしれない・・と

とても落ち込んでいた時期がありました。

しかし、世の中悪い人ばかりではないんですね。良い人もたくさんいて、寄り添ってくれて、助けてくれて、勇気を与えてくれる方も沢山いました。

その方々のおかげでついに開業するところまで漕ぎ着けることができました。

今まで助けてくださった方々、本当にありがとうございます。

私は今、５０代です。え？そんなに遅くに開業するの？って周りからは言われます。

でも、人って自分に人生経験があればあるほど、人に優しくなれると思っています。

実際に卒業したての新米歯科医師だった頃、赤ちゃんを連れたお母さんがいらして

「赤ちゃんが虫歯にならないように寝る時に母乳を吸わせたくないのだけれど、なかなか難しいんです」

とご相談に来られました。

その時私は結婚もしていなければ、子供も産んだこともない新米歯科医。

だから教科書通りに「そうですね〜赤ちゃんの歯のことを考えたら、寝るときに母乳をあげないように、ミルクの代わりにお茶をあげたり、そういう努力するのが大事ですよね」などと答えていました。

その後、自分が子供を持った身になって、あの時のお母さんに悪いことをしたなって猛反省しました。

そして、人の痛みは自分が体験しないとわからないものだ、とその時つくづく感じました。

実際に私も母乳で子供を育てたので、コントロールするのは難しいと分かるし、母親が思うように子供は実際には動いてくれない。教科書通りなんていかないんです。それなのに、通り一遍の私の答えにそのお母さんがさぞかしがっかりされたことでしょう。私だったらがっかりします。

だから、色々なことを経験してきた人こそ、患者様に寄り添えるのだと思っています。

何年も歯科医をやっていて歯科医師としての経験がものすごく長くあったとしても、患者様の立場に立って、心に寄り添えないのであれば、それは患者様にも通じると思っています。

私は外交官と結婚したために強制的に自分の望まない外国に住まなければならない時期もあり、思うように歯医者を続けることができない時期もありました。

実際に、外国では日本人の奥様方のトップの方からは、「あなたは歯科医師として外国に住んでいるのではないです。奥様として夫を支えるためなので自分の立ち位置を間違えないように」と釘を最初に刺されました。

（今はそんなことはないでしょうが、前はそんな時代でした・・笑。大奥みたいな）

仕事をしたいのに強制的にできない生活は、自分の意思ではないだけに、不条理に感じることも多かったです。

しかし、外国で歯科医院を見学したり、歯に問題があり困っている日本人をこれぞと思った歯科医院に紹介したり、付き添いしたり、大学病院の歯科に訪れてみたりすると、保険のシステムが違うので一概に比較はできませんが、日本が遅れていると感じることもありました。特に美容歯科の分野は遅れていると思いました。

ホワイトニングをはじめ、美容歯科の分野は、歯科医師も若く、ものすごくキラキラしていて、４０歳以降のグラン世代の方々には、最初の一歩の足を踏み入れにくいと感じます。そんな方々のために患者様の気持ちに寄り添って、美容歯科の新しいスタンダードとなる予感✨の、歯のホワイトニングとハイドラジェントルを使ったお肌のケアで、ポジティブなエイジング・ケアのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

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